埼玉県議会議員 岡地まさる

活動ブログ

2023/12/05

令和5年度文教委員会視察

集合写真(ろりぽっぷ小学校)

11月20~22 令和5年度文教委員会視察
 埼玉県議会文教委員会(鈴木正人委員長)の視察が、11月20日から22日の日程で実施されました。
 20日午後には、山形県鶴岡市にある慶応義塾大学先端生命科学研究所を視察いたしました。ここは最先端のバイオサイエンスを核とした未来創造田園都市「鶴岡サイエンスパーク」内に位置し、同研究所からは数多くのベンチャー企業が生み出されております。
 地元高校生を研究助手や特別研究生として受け入れ、科学の学びを支援したり、インターンシップ経験者が大学を卒業した後に鶴岡市に戻り研究活動を行う事例も出てきている。
 21日午前は、山形県立東桜学館中学校・高等学校、中高一貫校の特色ある教育について視察しました。
 6年間の継続した教育活動を通し、山形県の中等教育におけるパイロット的な役割を担う学校を目指し、山形県初の併設型中高一貫教育校として開設しました。
 「高い志」を育てるため、世代間交流、第一線で活躍する講師による講演、研究機関訪問など、中高6年間の発達段階に応じた系統的なキャリア教育を実践している
 また、全校生徒が中高6年間を通じて取り組む課題研究があり、科学技術人材としての資質・能力を育成するための中高一貫教育における体系的な教育プログラムの開発に取り組んでいる。
 午後は、仙台市立荒浜小学校を視察しました。海岸から700メートルと海が近く東日本大震災で多くの犠牲者が発生いたしました。
 現在、震災遺構として保存・整備した施設です
 津波の威力や脅威を実感できるよう、被災の痕跡を鮮明に残す校舎を公開するとともに、被災直後の様子を示す画像や映像等の展示を行っています。
 3日目午前は、仙台市にある不登校児童を支援する「ろりぽっぷ小学校」を視察しました。
 閉校した市立小学校を活用し、「明日また行きたくなる学校」をコンセプトに、市内初の不登校特例校として開校しました。
 廊下と境のない教室、太陽の光が差し込む吹き抜けの多目的ホール、広々とした体育館など、開放的な構造が特徴的であります。
 子供一人ひとりを尊重し、自立と共生を学ぶイエナプラン教育をベースに置いております。個別の週計画、異年齢学級、探求学習を行い、一人ひとりの進度に合わせた学習を行う時間を充実させ個別最適化した学びを提供するとともに、共同的な学びの時間を確保することでコミュニケーション能力の向上を目指しています。
 保護者も交えての授業も計画し、悩む保護者の支援も行っている
 有意義な視察でありました。
トップへ戻る